塾経営者、一人の親としての本音(その1)

 

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昨日のブログにこのようなコメントをいただきました。塾経営者、一人の親として今の教育に対して本音の部分を書こうと思います。伝えたいことがたくさんあるので複数回に分けますね!

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以下、昨日のブログに対してのコメントです。

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初めまして。私は、栗東市内在住(栗東西中学区)・来年4月から中学生になる子を持つ母親です。

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栗東西中学では、8割以上が通塾しているそうです。
先日中学では期末テストがあったそうで、近所の方(お子さんが中一)の話によると、「中一・国語の平均が30点、0点だった子も多数」だったとのこと(こちらのお子さんも今までに見たことのない低い点数だった)。句読点の位置や字の薄さ等で、減点になった部分もあるそうです。

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「小学校のカラーテストの点数やあゆみは全くあてにならない」と時々聞きますが、8割も塾に通っているのにどうしてこういうことになるのでしょうか?

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先日の1年生の定期テスト。うちの塾の生徒も撃沈しました…。

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内容的に難しい部分もあったり採点基準の部分もあります。定期テストは一定の平均点になるように作られているのですが、ちょっとクセのあるものだったと思います。

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ただその中でも漢字の読み仮名をカタカタで書くところをひらがなで書いて失点したりと、いつもと違う傾向でしたが注意すれば失点を防げたものも多いです。

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さて、今回のテストの結果。「8割も塾に通っているのに…」というご質問ですが、塾にしても一般的な通信教材にしても画一的なものに対しては強いですが、少しイレギュラーになるとそのもろさが露呈されます。

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あくまでテストで得点するための効率を重視し対策をとっておりますので。この辺りは保護者ニーズに合わせているところがあります…。

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ただ近年、滋賀県の公立高校入試は他県と比べてやや特殊。5教科の垣根を超えた問題になってきています。問題の読み取り量も多く、一定の取り組む姿勢がないと挫折しそうな…。そのあたりも踏まえて学校側も少しひねった問題にしてきたのかもしれません。

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小中学生の当面の課題は公立入試になると思いますが、公立入試に向けての対策はどこの塾も課題だと思います。昔ながらの暗記では対応できなくなってきました。大きく思考力が問われ、また常日頃の興味や問題意識等も関わってきます。保護者の方も当時とは大きく違った内容になっていることを認識してほしいと思います。

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ではイレギュラーが来たら得点できないのでは困ります。ですからいつでもそういった問題に対応できる準備は必要です。今回のテストについて言えば、何が原因かしっかり把握し次に生かすこと。こんなのは仕事でも同じですよね(笑)

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点数に対して一喜一憂するのではなく、内容をよく吟味し、次に生かしましょう。先日、うちの小1の息子が算数のサクランボ計算で〇〇点を取ってきてビックリ。悪い点の方でビックリです(゚Д゚)ノ

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ただうちの子は通常の足し算、引き算は難なくこなせるので、この計算方法が分からなくても何も問題なし!だからそこに対しては「次、がんばろー!」で済ませました。もちろん怒ったりすることもないです。そもそも点数悪くて怒って解決することはありません。子供に対しても論理的に話し合うのがいいと思います。

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また中にはサクランボ計算を取り入れた方が分かりやすい子もいます。そういった部分では学校の学びが役に立たないわけではなく、その中から必要部分を見極めることが必要でしょう。テストの裏面なんかは問題を自分で作るものもあって良問だと思いました。

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時代の変化も速く、学校、塾、家庭ともに対応していく必要があります。うまく連携できる仕組みがあればいいなと思います。

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ちょっと後の仕事が押しているので今日はここまでにしますね。続きは次回!最後に放課後デイの応援のお言葉ありがとうございました。やはり新規事業には不安もありますが、そういったお言葉をいただけると励みになります!

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